「恥に働けば掲示板」

100632
記事に関係ある事でも無い事でも、どうぞ。商用宣伝は不可です。

【2人用非電源ゲーム】 - 美紀

2010/02/28 (Sun) 11:25:32

意外と見つからないのが、2人用(2人でも)遊べるボードゲーム。
オススメがあれば教えて下さい。


懐かしの「レーダー作戦ゲーム」。
http://retro-club.com/rader.html
懐かしさ補正もあるけど、システムは良いと思う。

「ブロックス・デュオ」。
http://www.be-en.co.jp/goods_view/goods_view.php?category_cd=GM08
デュオは2人用に特化しているのかな?

「バティーク BATIK」
http://shop.yumetenpo.jp/goods/d/westend.jp/g/BATIK/index.shtml
遊んだコトないけど面白そう。

【2人用非電源ゲーム】 - ハンドル考案中(仮)。

2010/03/01 (Mon) 01:52:59

こんなのはいかがでしょうか。既にご承知の場合はご容赦を。
「スライプ」
http://sgrk.blog53.fc2.com/blog-entry-174.html
「フィヨルド」
http://d.hatena.ne.jp/knsr/20091004/p1
 
スライプの方はここまで書いてあると速攻で自作できそうですね。太っ腹なお店ですね。

無題 - 美紀

2010/03/01 (Mon) 16:41:11

いえいえ、2つとも知りませんでした。情報有難うございます。
個人的な話ですが、2003年から2008年製のボードゲームは全くと言っていいほど、情報を集めていませんでした。助かります。

>スライプの方はここまで書いてあると速攻で自作できそうですね。太っ腹なお店ですね。
ものっそ情報公開してますね(笑)。駒の材質がすべりが良さそうなので、買った方がプレイ感を含めてお得かも。
これ、アブストラクトゲームですけど、私は「暗闇のフロア」http://www.geocities.jp/t_nakuto/bgeme06/bgeme283.html を思い出してしまいました。面白そうですね。

「フィヨルド」も面白そうですね。2部構成なんですね。
こういう「いかにもなボードゲーム」っぽい2人用ゲームって、実は結構貴重なんじゃないでしょうか?
http://www.ps-hiroshima.com/board/fjorde.htm

無題 - Hirot

2010/03/01 (Mon) 23:11:18

「ボードゲームランド」での評価欄が便利。
三人以上で遊べるゲームを二人モードで遊んだ場合の評価が記述されているのが親切。
http://www.rose.sannet.ne.jp/sioda/game/gamelist.htm
『操り人形』の二人モードは結構面白いと聞いたことがあります。
http://www.rose.sannet.ne.jp/sioda/game/revue/OhneFurchtundAdelhtm.htm

私が最近遊んだ中で二人モードが面白かったのは『ケイラス』『レース・フォー・ザ・ギャラクシー』『ラスト・ナイト・オン・アース』。
ケイラスは入手難ですが、元々プレイ時間がやや長くてフルでやると中弛みするシステムなので『ケイラス・マグナカルタ』の方がベターかも。プレイ感覚はケイラスとほとんど変わりが無いとか…?!

『バトルスター・ギャラクティカ』にも二人モードが有りますが、あれどうなんでしょうね?

無題 - 美紀

2010/03/02 (Tue) 17:09:24

>三人以上で遊べるゲームを二人モードで遊んだ場合の評価が記述されているのが親切。
あらホント便利ですね。投稿形式だからなのか、全体的に辛口なんですね。
例えば「アバロン」ですが、2人用ゲームなのに、2人用評価で10点満点で1。これを見て「アバロン」を買う人が居たら見てみたいです(笑)。

この中では「盗賊騎士」に興味が沸きましたねー。
http://www.ps-hiroshima.com/board/robberknights.htm

このリスト、今となっては入社難のゲームも多いんですけど、それはボードゲームの宿命ですね。仕方無いです。
『ケイラス・マグナカルタ』は、おさえておきたいなと思ってます。

「ラスト・ナイト・オン・アース」は以前、遊んだゲームですね。カードがフル翻訳されてたら欲しいなーという力作でした。シリーズ化されてませんでしたっけ?
確かにあれこそ2人用ゲームブックですね。

>『バトルスター・ギャラクティカ』にも二人モードが有りますが、あれどうなんでしょうね?
プレイヤー2人の悪知恵の程度が同等だと、超面白いゲームになると思います。
私と主人ではダメですね。悪知恵で彼に勝てる気が1ミリたりとも無いです。

無題 - HIGE

2010/03/03 (Wed) 00:13:07

二人専用のゲームは結構たくさんありますよ~
コスモスはニ人用ゲームシリーズを出していて、どれもなかなかイケてます。

私が遊んだことのある、今手に入りそうなオススメの二人用ゲームは、
「バトルライン」「ロストシティ」「アン・ギャルド」「ローゼンケーニッヒ」「カフナ」
あたりが重過ぎず戦略性と運の絶妙なブレンドが楽しめる傑作ですね。
ギガミックの「コリドール」なんかもいい感じです(木製なのでチョット高いですが)

運要素がもう少し強いゲームであれば、ダイスでやるバトルラインといった風情の「ロス・バンディット」や、
タイルをめくって配置する「クトゥルフ・ライジング」なんかも軽くて好きです。
そうそう、タイルをめくると言えば年始にHirotさんに遊んで頂いた「ミクロプル」も面白かったですよ~
フリーのゲームとのことなので一度遊んでみてはいかがでしょうか。

心理戦を楽しむなら「指輪物語 対決」「ミスタージャック」「ガイスター」などがオススメ。
ガイスターは「面白さがわからない」と仰っていたシンちゃんと前回遊び損ねましたが、大ランドルフ翁の名作対戦ゲームです。
はじめての人と手探りしながら新鮮な対決。同じ人と何度もやれば癖や戦法、思考の読みあい。
ほんの数分で濃密な心理戦が楽しめます。
コマが汚れてきたら後ろの赤青のマークを取り替える(もしくは入れ替えない)時間をとることで、さらに心を揺さぶりあえます。
ゲームを長く、親から子へとずっと楽しめるデザイン。ランドルフ翁らしい温かな配慮が素敵です。
ランドルフ先生のゲームをやっているといつも、いたずらっぽい笑みを浮かべた爺さんがこっちを見てニッと笑っている姿が思い浮かぶんですよね。
先生の「ドメモ」も、多人数はもちろん二人でも悩ましく楽しい心理戦を味わえます。これも大好き。

あとは、アブストラクトを記憶力の要素で薄めた「ゴブレット」なんかも好きなゲームです。
いない敵に怯えたり、勝った気分で開けたところに敵がいて自爆したり。

日本の作品にも二人用がいくつかあります。
最近の作品では「よくばりキングダム」が海外の評価も高いですね。相手が何を出すか読みあうバッティング系で、コンポーネントが日本製にしては良くって好印象。拡張も出たみたいです。
こないだ持って帰った「ロボトリー」も日本人デザイナーの作品です。アブストラクトですが、軽くて(物理的にも軽くて)いいゲームだと思います。
女流棋士が将棋入門用に製作した「どうぶつしょうぎ」は子供向きですが、意外なほど将棋らしくって面白いです。

とりあえず二人専用のゲームはこんなとこで。思いついたらまたその時に~

>「ブロックス・デュオ」
以前持ってましたが手放しました。
始まった瞬間からいきなり相手とぶつかり合って譲る譲らないというギスギス感がちょっと……
上手くなれば違うのでしょうが、個人的にはあまり得意なゲームではなかったです。

>「バティーク」
上で紹介した「コリドール」と同じくギガミックの作品ですね。
バティークもいいゲームですよ~テクニックがついてくると、相手をいかに押し出すかという争いになったり。
ここの作品は木の手触りがよく、アンティークとしても優れています。その分ちょっとお高いんですが。

>「スライプ」
これは持ってるんですが、少々収束性に難があるかもしれません。
“相手がミスったら終わる”というゲーム性なのですが、詰みきりづらいため慣れてくると終わらなさ過ぎることもしばしば。
上で仰られてるように簡単に自作できるんで、試しにやってみるのもいいかもです。

>「ケイラス・マグナカルタ」
持ってるんですがまだやっておりません……
もし次に帰るときまでに購入されていないようなら持っていきますんで遊んでください~

>「レース・フォーザ・ギャラクシー」
これはヘビーローテーションで遊んでますが、かなり面白いですよ~
「パンデミック」の拡張を手がけたバランスの魔術師レーマンの作品で、俗に“宇宙サンファン”と呼ばれています。
呼び名の通りサンファンをベースにシステムが練られており、ゲームの自由度と広がりが抜群です。
それぞれの箱庭を造るタイプのゲームなので、二人でやっても面白いのも特長ですね。
ただ、ルールとカードのアイコンがわっかりにくいんですよねぇ……一度覚えれば簡単なんですけど。
さっと取り出せて20分程度で終わるので、他の卓との時間合わせにも重宝します。

そんなこんなで色々書いてみました。
ボードゲームランドさんなんかもそうですが、感想やレビューは書き手各々の感性によるものなので、あくまで参考程度にとどめて頂くと吉ですね。
ではでは~

無題 - 美紀

2010/03/03 (Wed) 17:06:43

>「バトルライン」「ロストシティ」「アン・ギャルド」「ローゼンケーニッヒ」「カフナ」
>あたりが重過ぎず戦略性と運の絶妙なブレンドが楽しめる傑作ですね。

「バトルライン」「ロストシティ」はライナー・クニツィア作ですね。結構前から発売されてますよね。あの頃は「2人用だから」と倦厭していましたが…。

「バトルライン」
http://sgrk.blog53.fc2.com/?no=1115
未プレイ。良く聞くタイトルだし、一度は遊んで置くべきなのかな。

「お寿司ライン」(笑)。こういう遊び心大好き。
http://sgrk.blog53.fc2.com/?no=1118

「ロストシティ」
http://ejf.cside.ne.jp/review/lostcities.html
未プレイ。これも良く聞きますね。

「ローゼンケーニッヒ」
http://sgrk.blog53.fc2.com/?no=206
1度だけ遊んだ「レーベンヘルツ」が良く出来ていたという印象がありました。あれに近いのかな?

「レーベンヘルツ」
http://gioco.sytes.net/lowenherz_cosmos.htm

「カフナ」
http://sgrk.blog53.fc2.com/?no=202
未プレイ。箱絵は良く見掛けますが。なるほどオススメなのかー。

「アン・ギャルド」
http://ejf.cside.ne.jp/review/engarde.html
「アン・ギャルド」は初耳だなぁ…と思ったら、「デュエル」!! ハンドル考案中(仮)。さんもオススメの作品です。

「コリドール」
http://www.kidsc.jp/toylab/archives/01_genre/01_01_puzzle/quoridor.html
「AVGじゃなくて!?」と思った私は、結構なオバさんだなと実感。これは可愛い。あ、パソコンゲームじゃなくて、こちらね。

光栄「コリドール」
http://oldavg.blog.shinobi.jp/Entry/82/
http://www.retropc.net/fm-7/museum/softhouse/koei/140002400.html
ひゃー、懐かしいー(脱線)。

「ロス・バンディット」
http://www.mobius-games.co.jp/Schmidt/Los_Banditos.html
未プレイ。これもクニツィア作なんですね。クニツィア先生、世界に5人は居そうですね。
EASYPLAYシリーズは「Burgen Land」を遊びました。運の要素は強いけど、手軽で選択肢のある、手堅い作品だと思います。

「Burgen Land」動画。
http://www.youtube.com/watch?v=fZB814BygyM&feature=related

「クトゥルフ・ライジング」
http://sgrk.blog53.fc2.com/blog-entry-987.html
未プレイ。これもクニツィア作(笑)。訂正。世界に6人ぐらいはクニツィア先生が居そうですね。
犬夜叉じゃないけど、クトゥルフとは関係が無いですね(笑)。

「ミクロプル」
http://www5.atwiki.jp/prismpowder/pages/17.html
未プレイ…これ自分で作れるんですね。面白そう!! 体力に余裕があれば作りたいナー。

返信続く。

無題 - 美紀

2010/03/03 (Wed) 18:25:50

>ガイスターは「面白さがわからない」と仰っていたシンちゃんと前回遊び損ねましたが、
「ガイスター」は主人と遊びましたが、途中で印の付いた駒を忘れるんですよ。で、分からないまま続けて、「もうどうでも良くなったから、辞めようか?」って感じで辞めました。いい思い出が無いんです(笑)。

「ガイスター」風の「駒の裏に印があるゲーム」では、「アビレーネ(Abilene/Roland Siegers作)」を評価しますね。これはウチにあります。2~3人用で3人がベストだと思います。
ゲーム内容を凄く簡潔に説明すると「狂牛病になった牛を相手に売りつける」です。ただ、木製コマなので注意深い人は覚えちゃう所が問題点かな。

「指輪物語 対決」
http://www.geocities.jp/t_nakuto/bgeme06/bgeme265.html
クニツィア先生お得意の、「原作は関係無いけど、システムは良いよ」シリーズですね。

「ミスタージャック」
http://gioco.sytes.net/mr_jack.htm
「ミスタージャック」は初耳。「スコットランドヤード」タイプで2人用なんですね。

「ドメモ」
http://www.gentosha-edu.co.jp/products/domemo.html
この前、遊び損ねちゃった奴ですね。
要は「インディアンポーカー」!! この動画は分かり易くて面白いけど、これだけでは恋は生まれないと思います。

「アレックス・ランドルフ」
http://www.tgiw.info/author/randolph.html
2004年没。私はトライソフト版「カタンの開拓者たち」からボードゲームを始めたので、ランドルフさんの作品には余り触れる機会が無かったです。
「サーガランド」「はげたかのえじき」等、「カタン」以前の名作が有名ですよね。
あと個人的に「ハイパー・ロボット」はキツかったです。「ガイスター」もそうなんですけど、「記憶が優れていて、関数計算もバッチリ」な人と遊ぶと、脳みその出来が違い過ぎて、軽く死にたくなります。

>ランドルフ先生のゲームをやっているといつも、いたずらっぽい笑みを浮かべた爺さんがこっちを見てニッと笑っている姿が思い浮かぶんですよね。
JCGで鈴木銀一郎さんが自作のゲームで「私は絶対負けない」と対戦相手を募ってましたが、ホントに誰も勝てませんでした。
故ランドルフさんは本当に頭が良かった人だと思います。「頭の良すぎる人が、子供と遊ぶのにはどうしたら良いのか?」を真面目に考えたのが、ランドルフさんの作品だと思います。

「ゴブレット」
http://www.usfurniture.jp/gobblet.html
これはいいゲームです。ハンドル考案中(仮)。さんもオススメ。と言いますか、「デュエル」と同じく、ウチに持って来て紹介してくれました。

「よくばりキングダム」
http://www.one-draw.jp/yokubari/product.html
これは知らなかったです。日本人の作品が海外で評価されるのは嬉しいですね。日本製だからひいきをするのではなくて、海外ボードゲーム業界で日本の発言権が強くなれば、色々いいことが増えるだろうなぁという予想です。

「ロボトリー」
http://www2s.biglobe.ne.jp/~k-saki/robotory/index.html
Hirotさんと主人が遊んでいるのを見ましたが、良く出来てましたね。コンポーネントが良いとなお良いのですが(笑)。

「どうぶつしょうぎチョコレート」
http://d.hatena.ne.jp/ryo_nyamo/20100211/1265877834
今年のバレンタインに「どうぶつしょうぎチョコレート」を作った方が居ました。かわいい。ゲームとしても良く出来ているんですね。

返信続く。

無題 - 美紀

2010/03/03 (Wed) 19:29:37

>「ブロックス・デュオ」
>以前持ってましたが手放しました。
>始まった瞬間からいきなり相手とぶつかり合って譲る譲らないというギスギス感がちょっと……
こういう意見は有り難いですねー。
「ブロックス」って基本、評価が良いんですよね。にも関わらず、HIGEさん個人の感想として「デュオ」になると、ギスギス感がヤだと言う感想。
「アン・ギャルド(デュエル)」もタイマンゲームなのに、こちらは好評価。この違いが面白いですね。

>「バティーク」
>上で紹介した「コリドール」と同じくギガミックの作品ですね。
面白いんだけど、自分の懐からは、ちょっと手が出ないギガミック製品。6000円あったら新作TVゲームを買っちゃいますしね、私。

>「スライプ」
>これは持ってるんですが、少々収束性に難があるかもしれません。
>“相手がミスったら終わる”というゲーム性なのですが、詰みきりづらいため慣れてくると終わらなさ過ぎることもしばしば。
なるほどなるほど。これは有益な情報。
ここのサイトでは「グースカ パースカ」が面白かったですね。初見で「こうすれば勝てる」というのが判るので、「こうすれば勝てる」が判った人同士で遊ぶと面白いと思います。

「グースカ パースカ」
http://sgrk.blog53.fc2.com/?no=1300

>「ケイラス・マグナカルタ」
>持ってるんですがまだやっておりません……
これはおさえた方が良いよね~な「ケイラス・マグナカルタ」ですが、パッと見、カードゲームっぽいのですが、ボードゲームをカード状にしただけなので、そこまで気楽にプレイって感じじゃないんですよね。

>もし次に帰るときまでに購入されていないようなら持っていきますんで遊んでください~
「ケイラス」は良ゲーでしたので、是非遊びましょう。←(持っているのが判ったから、買うのを待ってるのがバレバレですね)

>「レース・フォーザ・ギャラクシー」
>これはヘビーローテーションで遊んでますが、かなり面白いですよ~
説明上手なHirotさんでもインストラクトに難色を示していましたので、初プレイはかなりしんどいですよね、これ。
確かに面白かったです。評価が高いのも頷けます。

>俗に“宇宙サンファン”と呼ばれています。
こういう的確な説明はいいよね(笑)。

どうでも良い事なんですけど、私「ギャラクシー・トラッカー」と間違えそうになります。全然違うのにね。

「ギャラクシー・トラッカー」
http://sgrk.blog53.fc2.com/blog-entry-1082.html
未プレイ。

これで思い出しましたが、「カタンの宇宙船」は良い2人用ゲームでしたね。

「カタンの宇宙船」
http://www.os.rim.or.jp/~bqsfgame/sub199.htm
今まで失念してました。持ってるのに。


>ボードゲームランドさんなんかもそうですが、感想やレビューは書き手各々の感性によるものなので、あくまで参考程度にとどめて頂くと吉ですね。
そそ。個人的主観だから好き嫌いがあるし、偏見もある。好きなゲームや苦手なゲームを聞く事によって、本や映画の感想を聞いた時みたいに、その人となりが垣間見れます。そこが面白いです。

今回はボードゲーム分がタップリ吸収出来て楽しかったです。有難うございます、HIGEさん。

【2人用非電源ゲーム】 - ハンドル考案中(仮)。

2010/03/03 (Wed) 22:19:46

このような系統はお嫌いでしょうか。私は大好きなのですけど。
シミュレーションゲームというよりはボードゲームに近いと思っております。

「メモワール44」
http://www.geocities.jp/t_nakuto/bgeme07/bgeme320.html
「バトルロア」
http://www.boardwalk.co.jp/iogm/ogmf/dow/dow7601.html
http://www.boardwalk.co.jp/iogm/images/ogmf5/dow7601.jpg

お値段がちと高めなのが厳しいところでしょうか。

無題 - 美紀

2010/03/04 (Thu) 17:05:28

「メモワール44」
http://www.ps-hiroshima.com/board/memoir44.htm
>・手番で使えるカードは1枚のみ。
>・戦闘解決には特殊サイコロを用います。
あら、これなら私でも楽しめそうなウォーゲームですね。

>「欠点は、部隊が右や左に集中した時に逆側のセクションカードしか持っていない状況になると、カードを使用しても何も出来ない。という事態になる事です」
あるある(笑)。ウォーゲームに限らず、この手の「手札が来ないので膠着状態」になるゲームって、ありますよねー。これストレスですよねー。

「バトルロア」は「メモワール44」に似てますが、後発なだけあって、システムが改良されている印象を受けました。
実際に遊んでみなければ判りませんが、「バトルロア」は評価が高いみたいですね。

「バトルロア」に興味を持ちましたが、色が塗られてないのが惜しいですね。
「メモワール44」は、まんまグリーンアーミーのイメージなので、塗らない方が良いのですが、「バトルロア」は塗装されていた方が良いでしょうね。

これは確かに、シミュレーションゲームというよりはボードゲームに近いですね。

無題 - HIGE

2010/03/04 (Thu) 22:50:26

> 「お寿司ライン」

この記事は以前爆笑しましたね~
ゲーム時間が30分程度なので、寿司がカピカピにならないかいらぬ心配をしてみたり。
バトルラインは私がボードゲームにハマるきっかけになった作品なんですよね。はるか昔にHirotさんに遊ばせて頂いた「ラー」の衝撃と共に個人的な原点となっています。
ルールが簡単かつ短時間なので初心者にもオススメできる、一手番ごとにメッチャ悩ましいカードセット系ゲームです。
今度ぜひ対戦しましょうっ


> 「ローゼンケーニッヒ」
> 1度だけ遊んだ「レーベンヘルツ」が良く出来ていたという印象がありました。あれに近いのかな?

レーベンヘルツは陣取りゲームにおける名作中の名作ですね。
旧版で遊ばれましたか? 新版はルールが全然違っており、旧版の方が圧倒的に奥深くて面白いです。
ローゼンケーニッヒも陣取りではあるのですが、カードによるままならなさがエッセンスになった軽いゲームで、レーベンとはあんまり似ていません。
コンポーネントの美しさとすっきりしたルールがセンスの良い小品です。


> 「アン・ギャルド」
> 「アン・ギャルド」は初耳だなぁ…と思ったら、「デュエル」!! ハンドル考案中(仮)。さんもオススメの作品です。

アン・ギャルドのリメイクがデュエルで、そのまたリメイクが「アン・ギャルド」として最近手に入るようになってます。
無駄にでっかい箱のジオラマセット付きとかで売られてますので、もしご購入の際は「トラベル版」(小箱サイズ。内容は一緒)にした方が良いですよー(通販で送られてきた時に愕然とした人)


> 光栄「コリドール」

吹いた(笑)その発想はなかった……懐かしすぎます……(遠い目)
テキスト入力アドベンチャーは最高でしたね~本当にアドベンチャーって感じで。設定された状況から想像力を働かせて解法を探すのが楽しかったなあ。
何かの拍子に復活しないかしら、と思いましたが、今は情報が溢れすぎていて謎を検索→終了な気がしますね……寂しい話です。


> あれもこれもクニツィア

クニツィア先生の作品が大好きなんです。切れ味抜群の作品が多いんですよね。大味残念な作品も多いんですけども。
クライアントの意向や製作にかけられる時間、デベロッパーの腕次第で品質が大きく変わるので、非常な多作ゆえ当たり外れは仕方ありません。
例えば先生の傑作モダンアートは、5年の歳月をかけて製作されたそうです。デベロッパーが社長が大のゲーム好きでゲームデザイナーとしても知られる(代表作はサンクトペテルブルグ、ストーンエイジ)ハンス・イム・グリュック社なのも大きかったのでしょう。より良い開発環境がいいゲームの条件なのは電源費電源を問わず間違いないところです。
こちらのインタビュー記事にてクニツィア先生の多忙ぶりを垣間見ることができます。
http://www.tgiw.info/2005/09/r.html

> 「指輪物語 対決」
> クニツィア先生お得意の、「原作は関係無いけど、システムは良いよ」シリーズですね。

いやいや、どうしてなかなか、クニツィア先生の指輪物語系はかなりテーマにマッチした作品が多いんですよ。デザインアートもトールキン作品で有名な方を起用するなど、デベロップに力が入ってます。
テーマ性が練り込まれたクニツィア作品はとりわけ素晴らしいです。滅多にありませんけども。
ちなみにクトゥルフ・ライジングのテーマとゲーム内容の関係なさはガチ。ゲームは面白いんですがビックリするほどクトゥルフ関係ねぇ!

無題 - HIGE

2010/03/04 (Thu) 23:16:55

> 「ガイスター」は主人と遊びましたが、途中で印の付いた駒を忘れるんですよ。で、分からないまま続けて、「もうどうでも良くなったから、辞めようか?」って感じで辞めました。いい思い出が無いんです(笑)。

ん?んんん? い、いやいやガイスターに記憶要素はないはずですが……?
自コマの色が見えるよう自陣にコマを配置して一歩ずつ進めていくゲームですから、色がわからなくなることはありません。
コマを逆向きに配置していた、とかでしょうか?
この作品は本当に素晴らしいので、もし違うルールで遊ばれたようであれば、ぜひ一度正式ルールで遊んでみてくださいっ


> 「ブロックスデュオ」
> 「ブロックス」って基本、評価が良いんですよね。にも関わらず、HIGEさん個人の感想として「デュオ」になると、ギスギス感がヤだと言う感想。

本家ブロックスもそうなんですが、相手を妨害するだけでなく譲ることでこっちも譲ってもらう、みたいな攻防が戦略上必要なんですよね。
多人数でやると「こっちよりあっちを止めないと勝たれちゃうよ」といった陣取りのジレンマが楽しめるんですけど、二人用だと相手を邪魔=自分の優位性になるため、譲る意味があんまりありません。
しかも本家は広い盤面の角からそれぞれスタートですが、デュオは盤面が狭い上にいきなり中央からスタートするため、一手目から妨害し合う状態になります。
あのテトリス的なパネルをたくさんハメるのが楽しいゲームなので、譲り合わないと全くハメられずつまんない。かといってなんかこう譲って譲られて……というのが気を使っているようで対戦としてモゾモゾする。みたいな。
上手い人同士だと、戦略的に「この一角まで許して妨害」「相手と自分の残りパーツを睨んで的確に配置」みたいな展開になると思うんですが、“家族で楽しめる”を売りにしてるわりにそこまで到達するのが厳しくて性に合わなかったというわけです。
とはいえゲーム始めてすぐの頃の感想なので、今やれば(そして相手とレベルが合っていれば)楽しめるかもしれませんね。


> JCGで鈴木銀一郎さんが自作のゲームで「私は絶対負けない」と対戦相手を募ってましたが、ホントに誰も勝てませんでした。
> 故ランドルフさんは本当に頭が良かった人だと思います。「頭の良すぎる人が、子供と遊ぶのにはどうしたら良いのか?」を真面目に考えたのが、ランドルフさんの作品だと思います。

鈴木銀一郎先生マジパネェっす。かっこいいエピソードですねえ。
ランドルフ翁も確かに大変頭の良い方だったようです。そういえば将棋の段位もお持ちでした。
そうですね~先生の作品には、老若男女を問わない「人間」同士の遊びという温もりと奥深さを感じます。賢いだけで勝てるなら誰もコンピューターには敵いませんが、現在の最新技術をもってしてもランドルフ先生が巧みに織り込んだ“人間ならでは”の駆け引きや楽しさは生み出せないと思います。
そう言えば他の作家の作品より、プレイヤーの面子や環境に依存することが多い気がするなあ。

「ハイパー・ロボット」はいいゲームですよ~なにがいいって、プレイ人数が無制限(盤面さえ見えればOK)、途中参加も問題なしという鷹揚なプレイ感が素敵です。
確かに頭のいい人とガチで勝負するとアブストラクトなので勝てませんけど、わからぬままやられるタイプのゲームと違って「1ポイントとるぞ~」というハードル変更や、美しい解法に驚き感心する楽しさがあります。
「ドメモ」は“インディアン”系統のゲームですね。自分のことを自分だけが知らないという。もちろん恋は生まれません。
というかゲーム内容を全く説明せずに、微妙なコピーや面白さをはしょったプレイ風景という販促効果が期待できない動画に涙を禁じ得ません……


> 「Burgen Land」「アビレーネ(Abilene/Roland Siegers作)」「グースカ パースカ」「カタンの宇宙船」

これらは未プレイですね~機会があれば遊んでみたいです。
狂牛病……スゴイな!(ゴクリ……)
コマを識別できてしまう“マーク”の問題は隠蔽系の悩みの種ですが、ガイスターは先にお伝えした「入れ替え」という方法でゲーム性を高めているのが素晴らしいところです。


> 「メモワール44」

おお、ハンドル考案中(仮)。さんに遊ばせてもらった作品ですね!あれは面白かったなあ。
戦場の上30cmくらいに兵士コマを握って、手を広げて降下作戦というセッティング時点で爆笑できました。
カード配分も“戦場では指揮が上手く伝わらない”というのを表しているそうで、どのカードを残してどれを今使うかというカードマネージメントが面白かったです。いくらなんでも命令伝わらなさ過ぎですけどね!(笑)
多数のシナリオを擁する大ボリュームが売りなんですが、二人でキャンペーンモードをできる環境がないんですよねぇ。いつかじっくりやってみたいです。

無題 - Hirot

2010/03/05 (Fri) 12:25:07

>「お寿司ライン」
バトルラインは人気作ですが、実は「ショッテン・トッテン」というゲームのリメイク。仲の悪いスコットランド人どうしが少しでも自分の領地を広げようと境界線を示す石を相手の方に置き直そうとする内容でした。クニチー先生のゲームはテーマとゲーム内容がいつも乖離しているから、こういうバリアントも違和感ないですね(褒め言葉)。

>「レーベンヘルツ」
旧版を持ってますが、稼働率も低くてプレイにもいい思い出がありません。面子を変えると印象も変わるのかな?
実は陣取りゲームというよりラインをつないで囲んだ部分が自分の領地になる(かもしれない)システムで「七王国の玉座」とかの戦略ゲームを期待すると肩透かしを受けるかも。そう鉄道ゲームを期待して乗車券をやった時みたいに…

>メモワール'44
あきお氏のサイトでケチョンケチョンでした。たぶんバトル・ロアも同様にケチョンケチョンな評価だと思います。あきお氏は元ヘヴィ級のウォーゲーマーなので事前の作戦立案が出来そうで実は出来ないこのシリーズは許しがたいのかも。カード引きに左右される(されすぎる)部分が大きいので考えてもしょうがないって面やとりあえず場当たり的にやってみるしかないという面は確かにあると思います。逆に言うとその点が敷居をさげているとも言えますが…
http://gioco.sytes.net/okura_2009.htm(下の方)

>「バトルロア」は「メモワール44」に似てますが、後発なだけあって、システムが改良されている印象を受けました。
ええっと、バトル・ロアはロア(マジックポイント)を貯めるとマジック(カードは専用のデッキから引いてくる)が使用できるというのが主な変更点で、肝心のユニットの移動・戦闘に関しては「動かしたいユニットのカードを引いてこないとどうにもならない」という欠点(?)はそのままです。まあ、どうにもならない点を場当たり的に何とかするというのがこのシステムの醍醐味なのかもしれません。

ちなみにシリーズとは「Battle Cry(アバロンヒル・Hasbro)」「メモワール'44(Days of Wonder)」「Commands & Colors: Ancients(GMT)」「バトル・ロア(FFG)」の四作。順番にアメリカ南北戦争、第二次世界大戦、古代戦、百年戦争&ファンタジーをテーマにしています。バトル・ロアはエクスパンション多数も含めて所持していますが未プレイ、むちゃくちゃかさばるわりにプレイはあっさりしている(し過ぎている?)のでいつも後回しになっています。

http://www.daysofwonder.com/memoir44/en/content/bag
リンク先はメモワール'44のメーカー製キャリングバッグ。運搬に悩んでいる人はあちらにもいるようです。


Commands & Colors: Ancientsは老舗のウォーゲーム会社が発売したもので、期待も大きかったのですが雑誌のレビューで糞味噌にいわれてましてスルーしてましたが、その後二版が発売されエクスパンションも5作を数えています。こんな報告も
http://ambush3911.blog106.fc2.com/blog-entry-39.html
プレイ風景、一時間半で終了ってのが(ウォーゲームとしては)破格的に短いですね。
http://gameape.exblog.jp/8696853/


そうそう、手軽な二人ゲームなら「すすめ!海賊さん」なんかどうでしょう?
http://sgrk.blog53.fc2.com/blog-entry-980.html
脳内で駒を車に変えれば「デスレース」モードに!ベーススターとバトルスターに変えれば「ギャラクティカ」に!…なるかもしれません。

無題 - 美紀

2010/03/05 (Fri) 17:41:13

HIGEさんへ
>ん?んんん? い、いやいやガイスターに記憶要素はないはずですが……? (略)
>この作品は本当に素晴らしいので、もし違うルールで遊ばれたようであれば、ぜひ一度正式ルールで遊んでみてくださいっ

HIGE「この美紀という人が指している『ガイスター』と、俺の知っている『ガイスター』は同じモノなのだろうか?」
そんな不安要素を与えてしまいました。スミマセン。

この掲示板を見ている時に、たまたま後ろに主人が居まして、「『ガイスター』の駒の裏には印は無い」と即答されました。
私ひとりが、何かと間違えていたみたいです。その何かも判りません。すみません(汗)。

ルールは正しく遊んでたと思います。主人もルールを読みましたしね。
当時は「原始スープの海」を買いまして、「マルチゲームって面白いなー」とか、そんな感想を持ってました。「ガイスター」は物足りなかった覚えがあります。

> 「ブロックスデュオ」
>しかも本家は広い盤面の角からそれぞれスタートですが、デュオは盤面が狭い上にいきなり中央からスタートするため、一手目から妨害し合う状態になります。
>あのテトリス的なパネルをたくさんハメるのが楽しいゲームなので、(略)
ああ~そうか。盤が狭いのか!! これはゲームが違っちゃいますね。

>そうですね~先生の作品には、老若男女を問わない「人間」同士の遊びという温もりと奥深さを感じます。賢いだけで勝てるなら誰もコンピューターには敵いませんが、現在の最新技術をもってしてもランドルフ先生が巧みに織り込んだ“人間ならでは”の駆け引きや楽しさは生み出せないと思います。
>そう言えば他の作家の作品より、プレイヤーの面子や環境に依存することが多い気がするなあ。
これはまんま、HIGEさんの「ボドゲに求めるモノ」でもありそうですね。
HIGEさんはリアクションが良いので、同じ卓で遊ぶと何割増しか面白くなるなぁ、という感想を持ちました。
ランドルフさんの作品は人間の反応を見るのに適したゲームを作っているのでしょうね。

>「ハイパー・ロボット」はいいゲームですよ~ (略)
>確かに頭のいい人とガチで勝負するとアブストラクトなので勝てませんけど、(略)
私の算数能力をナメてはいけませんよ。
小学生の頃の話ですが、2桁以上の足し算・引き算がテストで出た時は、全て机の上に丸を書いて解決していました。
どうしても数がイメージ出来ないんです。大人になっても直らなくて、未だに数字が判りません。
人間、足し算・引き算が出来なくても生きていけますね。ある事が出来ないと補うように他が特化しちゃうって話を聞きますが、あんな感じです。時々、自分に感心します。
という訳でして「ハイパー・ロボット」は私には無理です(涙目)。

>「アビレーネ」
ゴメンなさい。狂牛病ではありませんでした。テキサス熱に掛かった病気の牛です。
「アビレーネ」は人の牛を盗んで市場で売りさばく他にも、プレイヤーが操るカウボーイと直接対決が出来る「決闘」もあります。カウボーイが自分の土地以外で負けると死にます(ゲームから除外)。2000ドルで新たに雇えます。エグいゲームですね。

「メモワール44」については後述します。返信続く。

無題 - 美紀

2010/03/05 (Fri) 18:34:32

Hirotさんへ
>バトルラインは人気作ですが、実は「ショッテン・トッテン」というゲームのリメイク。
うわー、為になるなあ(喜)。

「ショッテントッテン」
http://www.jamtan.net/game/board/schotten_totten.html

>クニチー先生のゲームはテーマとゲーム内容がいつも乖離しているから、こういうバリアントも違和感ないですね(褒め言葉)。
「このゲームって、良く出来ているけど、全然タイトルと関係無いよね」がクニツィアさんの持ち味なので、「この内容なら、このテーマに当てはめた方が良いかも…」と逆にゲームに合ったテーマを探すのも、一つの楽しみ方だと思います。

>「レーベンヘルツ」
>旧版を持ってますが、稼働率も低くてプレイにもいい思い出がありません。面子を変えると印象も変わるのかな?
これHirotさんが持ち込んで遊んでくれたゲームですよ。面白くなかったんかい(爆笑)。

http://www6.tok2.com/home/fukurokouji/tokureikai_houkoku/pawn/pawn.htm
このカードに覚えがあるから間違ってないと思うんだけどなー。10年ぐらい前の事だからなー。

>「七王国の玉座」とかの戦略ゲームを期待すると肩透かしを受けるかも。そう鉄道ゲームを期待して乗車券をやった時みたいに…
そそ。「レーベンヘルツ」は囲碁みたいなゲームじゃなくて、もっとファジーな楽しみ方をするゲームだと思います。風が吹けば桶屋が儲かるみたいな。
しかし「乗車券」はイントロダクションから度肝を抜かれるゲームでしたね。

>そうそう、手軽な二人ゲームなら「すすめ!海賊さん」なんかどうでしょう?
笑。これ絶対、直感だけでタイトル付けましたね!! いやこういうタイトルはツボなんですけど。
もう少し込み入った内容がいいかな。

「メモワール44」については後述します。返信続く。

無題 - 美紀

2010/03/05 (Fri) 19:08:16

HIGEさんへ
>「バトルライン」
>今度ぜひ対戦しましょうっ
これは遊んでおく必要がありそうですねー。今度お相手して下さい。お寿司じゃなくてノーマルバトルラインで。

>はるか昔にHirotさんに遊ばせて頂いた「ラー」の衝撃と共に個人的な原点となっています。
「ラー」で賞を貰えなくて、何故「ケルト」で…。
それはともかく「ラー」のファラオタイル。時代が変わっても取り除かれないんですよね。長い事、間違えて遊んでました。凄く衝撃的でした。

>「レーベンヘルツ」
>旧版で遊ばれましたか? 新版はルールが全然違っており、旧版の方が圧倒的に奥深くて面白いです。
遊んで…、旧版で…、面白かった覚えがある…、はずなんですけどー(汗)。

>アン・ギャルドのリメイクがデュエルで、そのまたリメイクが「アン・ギャルド」として最近手に入るようになってます。
「アン・ギャルド」もまんまリメイクされているんですね。無駄にでっかい箱のジオラマセット付きは、…ちょっと…いらないかな(笑)。

>光栄「コリドール」
>吹いた(笑)その発想はなかった……懐かしすぎます……(遠い目)
「コモドール」だったら「コモドール64」で通称バッテラコンピュータですけどね。

「コモドール64」
http://www.keddy.net/~titose/west.html
「バッテラコンピュータ」でググッても出ない…あれは常識では無かったのね…。

> あれもこれもクニツィア
>クニツィア先生の作品が大好きなんです。切れ味抜群の作品が多いんですよね。大味残念な作品も多いんですけども。

残念な作品のひとつ「タイムズスクエア」
http://www.tgiw.info/report/060609.html#timessquare

>傑作モダンアートは、5年の歳月をかけて製作されたそうです。
遊びましたけど、開始レートが難しいですよね。これ。

>デベロッパーが社長が大のゲーム好きでゲームデザイナーとしても知られる(代表作はサンクトペテルブルグ、ストーンエイジ)ハンス・イム・グリュック社
ゲームに表記されているのは偽名なんですよね。社長。

クニツィアさんのエピソードで好きなのは「離婚したので、ゲームに専念できる」と言ったとか。アンタ鬼や(笑)。

>> 「指輪物語 対決」
>> クニツィア先生お得意の、「原作は関係無いけど、システムは良いよ」シリーズですね。
>いやいや、どうしてなかなか、クニツィア先生の指輪物語系はかなりテーマにマッチした作品が多いんですよ。デザインアートもトールキン作品で有名な方を起用するなど、デベロップに力が入ってます。
>テーマ性が練り込まれたクニツィア作品はとりわけ素晴らしいです。滅多にありませんけども。
私が「指輪物語」に興味が無いのでそうとは思えなかったんですけど、これはテーマに沿っているんですね。
でもテーマに沿ったのって、滅多に無いんだ(笑)。全盛期の某あかほり何とかさんみたいに「クニツィアさんのアイディアが書かれたメモ書きみたいなモノ」をゲーム会社に渡しているのかと思ってました。

「メモワール44」については後述します。返信続く。

無題 - 美紀

2010/03/05 (Fri) 19:37:45

「メモワール44」「バトルロア」について。
「メモワール44」は、まずコンポーネントが楽しいですね。見ててワクワクします。

これは、xbox360版「Toy Soldiers」
http://www.youtube.com/watch?v=zzsc48QWD10&feature=player_embedded
机の上のグリーンアーミー達が大暴れです。

グリーンアーミーが少年心を鷲掴みにするのは、今に始まった事ではありませんが、「さて、『メモワール44』って面白いの?」と疑問を持ってしまいます。
これ評価が分かれると思うんですよね。理由のひとつに「ミリタリー物だから」が挙げられます。
ウォーゲーマーとマルチゲーマーでも「メモワール44」の印象は変わりますし、もちろん、ウォーゲーマー同士でも印象は違うと思います。

私が気になったのはカード内容ですね。
>肝心のユニットの移動・戦闘に関しては「動かしたいユニットのカードを引いてこないとどうにもならない」という欠点(?)はそのままです。
うーん。ここがネックかなー。

「湾岸戦争」とかでもそうなんですけど、欲しいカードが来ないって、ザラですよね。
相手が欲しいカードを自分がおさえておくのは、基本。ただし、このゲームは早めに到達出来る、勝利ポイントが設定されてますし、多人数で遊ぶ事が前提です。
2人対戦でカード待ちはどうかなー、と思います。ですが、このコンポーネントは捨てがたいものがあります。とても魅力的。

>>「バトルロア」は「メモワール44」に似てますが、後発なだけあって、システムが改良されている印象を受けました。
>ええっと、バトル・ロアはロア(マジックポイント)を貯めるとマジック(カードは専用のデッキから引いてくる)が使用できるというのが主な変更点で、肝心のユニットの移動・戦闘に関しては「動かしたいユニットのカードを引いてこないとどうにもならない」という欠点(?)はそのままです。まあ、どうにもならない点を場当たり的に何とかするというのがこのシステムの醍醐味なのかもしれません。

「バトルロア」もカード部分は改善されてないんですね。残念。

>バトル・ロアはエクスパンション多数も含めて所持していますが未プレイ
折角持っているのに勿体無いですね(笑)。2人用だし、かさばるし。うーん。

今回も沢山情報を頂いて、嬉しいです。
裏の掲示板はこんなに充実しているのに、表のブログはあれでいいのでしょうか? とやや他人事めいた感想をつぶやいてみました。

無題 - Hirot

2010/03/05 (Fri) 21:34:28

>モダンアート
>遊びましたけど、開始レートが難しいですよね。これ。
基本は20円で売れるものを19円で競り落として1円もうけるゲームなんですが
20円で売れることに気づくのが初回ではまず無理。
また全員が同レベルの相場感覚をもっていないとゲームとして成立しない危うさがあります。
とはいえ、全員がそのレベルに達していたらこれほど面白い競りゲームはないという評価もまあ分かります。

個人的に感慨がある競りゲームは
「パパラッツオ」競りルールが変態過ぎてもはや芸術。
http://www.gamers-jp.com/playgame/db_gamea.php?game_id=170
「ベガス・ショウダウン」モダンアートと対極の値付けのしやすさが魅力。このヌルさが良い、と思える稀有な競りゲーム。
http://ejf.cside.ne.jp/review/vegasshowdown.html
「ハイソサエティ」クニチー先生の競りゲーなら私はモダンアートより断然コレ。でもあきおさんところの評価は私がモダンアートに感じているようなもやもや感があるところが興味深いです。
http://gioco.sytes.net/highsociety.htm

競りゲームは参加者の相場観の温度差にプレイが流されがちなので、メンバーを入れ替えて遊ぶと評価がガラリと変わるところがありますね。

>メモワール’44
>2人対戦でカード待ちはどうかなー、と思います。ですが、このコンポーネントは捨てがたいものがあります。とても魅力的。
いや、誤解を与えたら済みませんが、このゲームに関していえば
「カードが無い→何もできない」というだるまさんモードにおちいることはあまりなく、むしろ
「(あのユニットを動かす)カードが無い→(代わりに)こっちのユニットを動かすカードを使う」
という図式になります。これを作戦担当者の妥協とみるか、臨機応変と見るかの差でしょう。

普通のウォーゲームではマップに布陣している部隊を見ながら
「このユニットとあのユニットを動かしてあの場所を連合して攻める」
「毎回これだけ進軍できるから、、〇〇時までにはこの地点に到達しておく」
「あの地点の増強は敵の進撃から考えて間に合わないからあきらめる」
などの効率を考えた部隊運用を考える必要があり、こうした計画を行う作業が楽しかったり(苦しかったり)するのですが

「メモワール系のゲームはこの部分をバッサリと否定」(強調)して

「計画なんかするな、カードを見てから何ができるかを考えろ」(強調)という主張のゲームになっています。

「ガンダムが動かせないからビグザムを倒せない」じゃなく
「よく見たらGアーマーもボールもあるじゃん、これとこれと連動させたらどうにかなるんじゃね?」という感じ。
作戦担当者が毎回コペルニクス的発見をするゲームだといえば、いい過ぎか。

んで万策つきたら 手札を総取り換えして「作戦変更」すればよいわけ。東南の風を吹かせて見せるってか!?
あー、確かにこれはタクティカル抜きのウォーゲームだわ。

問題があるとしたら、カードと連動した移動・戦闘のシステムではなく
「どのシナリオも敵ユニット6つを撃破したら終わりという勝利条件」の方かと思われます。
これは強いユニット、弱いユニット変りなく1ユニット撃破と勘定するので、とにかく目の前の弱そうな敵部隊を集団でボコる展開になりがちかもという危うさがあります。

ダメージを負ったユニットにトドメを刺そうとする側と、そうはさせじと守備を固める側とで壮絶な攻防戦が繰り広げられたりもするが豪快で
戦場のどこが焦点になるかは(カード次第で)毎回変わるのも面白いところですが、カオスといえばカオス。

焦点が1箇所に定まると、ゲーム版の他の部分に布陣したユニットは単なる置物と化すのも事実で
「ウォーゲームはやはりボードをくまなく使って全軍を一斉に動かすのが快感」という人の評価が辛くなるのは仕方が無いかと。

この欠点(流動性のある展開が嬉しい人には欠点ではありませんが)はシステム由来ではなく、シナリオの勝利条件次第なので
修正は容易だと思います。実際追加シナリオも多数発表されているので、この点を改良したものも存在するかも(なくても自作すればよいかな)。

でも撃破数で即シナリオ勝利という分かりやすさのおかげで、素晴らしく短いプレイ時間を実現しているので
下手にいじらない方がいいかもしれませんが。

無題 - 美紀

2010/03/06 (Sat) 01:21:02

>メモワール’44
補足有難うございます。つまり、作戦を考えてカードを待つのではなく、使えるカードが来るから、それでプレイヤーが指揮を取りなさい。というゲームなんですね。
あら、初めの印象とはだいぶ違いますね。

>「ガンダムが動かせないからビグザムを倒せない」じゃなく
>「よく見たらGアーマーもボールもあるじゃん、これとこれと連動させたらどうにかなるんじゃね?」という感じ。
>作戦担当者が毎回コペルニクス的発見をするゲームだといえば、いい過ぎか。
笑。流石ですね。私にも理解出来ました。「メモワール’44」の内容がだいぶ見えてきました。

>「どのシナリオも敵ユニット6つを撃破したら終わりという勝利条件」
ミリタリーの皮を被ってますが、ハンドル考案中(仮)。さんも指摘されていたように、ボードゲームっぽいですね(笑)。
「湾岸戦争」と同じタイプに見えてきました。

>あー、確かにこれはタクティカル抜きのウォーゲームだわ。
「レーベンヘルツ」も同じタイプだと思います。
ままならないけど、お陰で自分と相手の反応を楽しめる、お得なゲームかも知れません。


>モダンアート
>全員が同レベルの相場感覚をもっていないとゲームとして成立しない危うさがあります。
>とはいえ、全員がそのレベルに達していたらこれほど面白い競りゲームはないという評価もまあ分かります。
私もHirotさんの意見と同意です。

>「パパラッツオ」競りルールが変態過ぎてもはや芸術。
「パパラッツオ」を正直勢いで買ってしまいましたが(プレイヤーがパパラッチという設定)、実は良く出来ていて、驚いたゲームの1つ。
やはり競りゲーなので、相場が判りにくい事と、インストが難しいゲームだと思います。

>「ベガス・ショウダウン」
あー、これ買っておかなきゃ。毎回忘れるんですワ。来月まであるかしら。私、このゲーム好きです。

>「ハイソサエティ」クニチー先生の競りゲーなら私はモダンアートより断然コレ。
「ハイソサエティ」はインストが簡単なので、初めて遊んだ人が楽しめるようになるまでの時間が短いです。ここは褒めるべき長所だと思います。
「モダンアート」は「皆で集まって遊ぶ、週末のセブンブリッジ」みたいに、相手を良く知った人同士が何度でも遊ぶゲームにふさわしいゲームだと思います。

そうそう、余談ですが、Hirotさんのゲームの評価のつけ方ですが、
・1人でも遊べるゲームは、システムが完成されていても、やや辛い点数を付ける事がままある。(「ドミニオン」「ルーンバウンド」「アグリコラ」など。)という印象が以前からありました。
でもソリティアには特に辛い点を付けないんですよね。

これは私の考え方なのですが、1人で出来るゲームに皆を集める必要が無いのも判りますし、対戦相手のリアクションの意味が無いのも、マルチゲームとしてはどうかなー、とも思います。
私はシステムが完成されていれば評価したいです。プレイしている状況はともかく、これはこれ、それはそれ。という奴です。

今回の書き込みから、Hirotさんはままならないシステムも好みではなさげですね。選択したいのに選べないもどかしさ、という奴でしょうか?
まだまだ人様の頭の中は判らない事だらけで、面白いですね。

ゲームはゲームそのもの以外でも色々考えて楽しめますので、好きです。決してゲームは強くないんですけどね(苦笑)。

無題 - HIGE

2010/03/06 (Sat) 02:56:33

> 「ショッテントッテン」
そうです、これに戦術カードを足してリメイクしたのがバトルラインです。
バトルラインは後から付け足したシステムがゲーム性を深めている希有なゲームでもあります。
ショッテントッテンも持ってますが、こちらはかわいい絵柄と小箱がチャームポイントです。テーマなんて飾りです。エライ人には(略)
というかテーマ性云々するゲームではないので、プレイ中は数字と色しか見てませんし、それで十分なんですよね。最初から乗ってないようなもんです(笑)
ちなみにバトルラインから戦術カードを抜くとショッテントッテンとして遊べます。ひとつぶでにどおいしい!(リメイクしたクニツィア先生が)

> 「ガイスター」
> 当時は「原始スープの海」を買いまして、「マルチゲームって面白いなー」とか、そんな感想を持ってました。「ガイスター」は物足りなかった覚えがあります。
うーんそうでしたか~
ガイスターは数分、長くて10分もあれば終わる軽い小品なので、「ガッツリとゲームするぞ!」という気分で遊ぶにはサッパリし過ぎですね。
とはいえ「何が面白いのかわからない」ようなゲームではないと思うのですが……旧版レーベンヘルツもバッティング・エリアマジョリティ・陣取り・競りなどの諸要素が高次元で美しく纏まった傑作だと思いますが、Hirotさんの評価は低いようで……どんなゲームにも嗜好の違いはありますし仕方ないのかな。
どちらも大好きな作品ですし残念なので……ぜひ今度一緒に遊んでみましょう!

> これはまんま、HIGEさんの「ボドゲに求めるモノ」でもありそうですね。
ああ、なるほど~言われてみれば確かにそうかもしれません。
ゲームは真剣に遊びたいですし勝つために頑張りますが、たとえ負けても楽しかったらそれが一番だと思ってます。つまりゲームそのもの以上にみんなと楽しく遊ぶことこそが目的って感じなのかしらん。
や~慧眼に感服です。表サイトで数多の作品を見事に分析されている洞察力の片鱗を味わいました(「スタイリッシュ授乳アクション」から目を逸らしながら)

> 「モダンアート」
確かに最初のラウンドの値付けは、ルールを把握している人がインストして説明しないとわかりにくいですね。
「この絵は一体いくらもうかるの?」という点が、2ラウンド目以降は価値が目に見える(画家に価値チップが乗る)のでわかりやすいのですが、要は1ラウンド目も同じことなんです。まだ価値が確定していないだけで。
そこを把握しておけば、1ラウンド目から値付けの根拠ができるので、
「この画家の絵は伸びますよ!ぶっちぎりの1位なので30の価値があります!」
「ここで3枚目なら2位はカタい。つまり20、いや1位とれば30ですからいい買い物ですよ」
「次の人が終わらせる気満々やし、コレ3位に滑り込みでっせ。10丸もうけやで!」
なんて具合に白熱したオークションが行われます。

また、慣れてくれば手札による贔屓の画家(儲かりそうなカードが多い画家)が、目先の利益以上の根拠となります。
自分が儲からなくても画家の価値を高めるために先行投資したり、カードをキープしつつ他人の売買にとにかく乗っかって稼いだり、儲かりすぎな絵を沈めるために安い絵を放出して売り抜けたり……様々な思惑によって絵の価値は変動します。
1度遊んだだけではもったいない、プレイして相場を理解した後にこそ遊んで欲しい傑作競りゲームです。

> 「ハイソサエティ」
これも大好きなゲームですね~この作品のスゴイところは、競りゲームなのに「相場は俺たちが決める」点ですよね。
プレイヤー次第で同じ価値のアイテムがめっちゃ高騰したり、低価格で落札されたり。
毎回違う相場になるので何度やっても同じ状況はありません。相場を見極めつつゲームの終わりを読み、どこで勝負を仕掛けるか。簡単で軽いのに悩ましくてアツいんですよねぇ。
……やりたくなってきたのでゲーム会に持っていきます(鞄を詰め替える)

> 「メモワール44」
いやこれ面白かったですよ~
なんというかこう、ままならない。だがそれがいい。的な(?)
アメリカンな特殊カードで一気に形勢逆転といった派手で爽快なプレイ感は、ウォーゲーム特有の重さがまるでなくって……とか小学生の作文みたいな感想を書いて擁護しようと思いましたが、Hirotさんの素晴らしい解説が載っていたのでこの辺にしときます(いそいそ)
そうそう、それが言いたかったんですよ!(↑どこが)
しかし分かり易いですねぇ。確かにそんなゲームでした。

> 「ガンダムが動かせないからビグザムを倒せない」じゃなく
> 「よく見たらGアーマーもボールもあるじゃん、これとこれと連動させたらどうにかなるんじゃね?」という感じ。
先生!Gアーマーもボールもビーム兵器しかないのでビグザムのIフィールドをどうにもできません!
むしろ「どうにもならん時はどうにもならん!」というのがバッチリ表現されていて吹きました(笑)

無題 - 美紀

2010/03/07 (Sun) 01:11:20

>や~慧眼に感服です。表サイトで数多の作品を見事に分析されている洞察力の片鱗を味わいました(「スタイリッシュ授乳アクション」から目を逸らしながら)
「スタイリッシュ授乳アクション」は、アニメや漫画で乳吸っているのが面白いのではなく、
「要するに君達が見たいのはこんなのだろ?」
と先回りして作っているのが愉快なんですよね。だから「聖痕のクェイサー」は本当の中二病患者が見ると怒ると思います。その部分が好き。

> 「ショッテントッテン」
>テーマ性云々するゲームではないので、プレイ中は数字と色しか見てませんし、それで十分なんですよね。最初から乗ってないようなもんです(笑)
それで思い出しましたが、新版の「クレイジークッキング」の中にミスプリントが発見されているらしいですね。
うんうん。数字と色が合っている事が先ですよね。

クレイジークッキング(2009年版)
http://www.ps-hiroshima.com/board/toomanycooks2009.htm

>ガイスターは数分、長くて10分もあれば終わる軽い小品なので、「ガッツリとゲームするぞ!」という気分で遊ぶにはサッパリし過ぎですね。
軽い小品で思い出しましたが「ドメモ」を遊んでみました。これも10分ぐらいで終わりますね。いいゲームでした。3人と4人で遊んでみましたが、もはや別ゲームですね。個人的には、1度に出せる枚数の多い、3人プレイの方が面白いと感じました。
サッパリしたゲームもいいもんですね。

> 「モダンアート」
> 「ハイソサエティ」
競りゲーって、人間の考え方の縮図ですもんね。

あとは数年ぶりに「アビレーネ」で遊びました。3人プレイです。シンプルで簡単なルールですが、1時間半掛かりました。見た目の印象よりヘビーでした。記憶は正しかったです。良かった。「評価してます」とか書いておいて、久しぶりに遊んだら実はダメダメだったらどうしようと、ちょっとだけ不安でした。

話題の「メモワール44」に触れてみました。子供向けの「戦術カード」無しで、どういうモノかを見てみました。これは愉快。

>アメリカンな特殊カードで一気に形勢逆転といった派手で爽快なプレイ感は、ウォーゲーム特有の重さがまるでなくって……
Hirotさんが今回も的確に一言で説明してくれました。「ファミリーウォーゲーム」。そう、それです!!

「ル・アーブル」も遊んでみました。「インダストリア」に似ていると思いました。

「インダストリア」
http://www.ps-hiroshima.com/board/industria.htm

「ル・アーブル」を遊んだので、私の中で「インダストリア」の評価が上がりました。「インダストリア」の発展Ver.かも知れない。


>ゲームは真剣に遊びたいですし勝つために頑張りますが、たとえ負けても楽しかったらそれが一番だと思ってます。つまりゲームそのもの以上にみんなと楽しく遊ぶことこそが目的って感じなのかしらん。

楽しむのは優先しますね~、私も。それ以前に、私が長考して勝てるタイプのプレイヤーではないから、というのもありますが。
私がゲームで1番興味を持つ部分は、「このゲームは作品として、完成されているかどうか」です。勝てるかどうかは2の次だったりします。
それを調べるのに有り難いのが、誰とは名言しませんが、裏技的な行動を真っ先にする方。これでシステムのアラが見えてきますので、大変助かります。

無題 - Hirot

2010/03/07 (Sun) 20:21:51

Hirotさんのゲームの評価のつけ方ですが、やや辛い点数を付ける事がままある。(「ドミニオン」「ルーンバウンド」「アグリコラ」など。)という印象が以前からありました。
うーん、そうだっけ?

「ドミニオン」=平均点以上のゲームで、いい作品だと思います。悪評を口にしてましたっけ私?ただ、プレイ中にシャッフルを何度も(しかもしっかりと)しなければならない点はちょっと閉口。面倒なんじゃあ!

「ルーンバウンド」=二版でルールがガラリと変わったりしてますが、ちょっともっさりしているところは初版と同じで苦手。
移動でダイスを振るのはいいんですが、出目が表しているのが侵入できる地形シンボルってのが意味不明。
手番が来てからダイスを振って「これとこれのダイスを組み合わせていける場所といったら。うーん。うーん。」とプレイヤーを無駄に悩ませているだけのような気がするがいかが?
普通にダイスを振って移動力が決まる、という方式でいいのに。あのルールのせいで相当テンポが悪くなっていると思います。
プレイヤーが悩む部分はゲームの本質に関わっていなければダメだと愚考しますです。

「アグリコラ」=誘われたらやります、でも私からは誘わないかな、というレベルで嫌いじゃないです
ただ、アグリコラって八方美人なシステムで、「ここだよ、ここ!これが凄くて面白いんだあ!」っていう突き抜けた部分に欠けるかなあ、とは漠然と思っています。
様々な産物を組み合わせて色々な物を作るという仕組みは先達のゲーム(Roads&Boatsとか)でも十分味わえますし
自分のボードに建物をどんどん建てていくことの楽しさも先駆者に鋭いゲームがいくつも(アルハンブラ、ルネサンスの匠)ありますし
ユニットを増やして行動回数を増加させるというシステムも前例がないわけではありません(ディプロマシーとか)。
このゲームでしか味わえない何かがあるシステムだと二割増しぐらいに評価することはありますが、アグリコラはそうじゃないっていうことです(そういう意味では「ル・アーブル」にも突き抜けた点はないかなあ)。

…あ、アグリコラ突き抜けた部分あるじゃん! あの「初プレイだと食糧難でゲロゲロに苦しむ」点は確かにこのゲームならでは。しかも箱絵を見て「さあ、のんびり田舎仕事に精をだすかあ」とのんきにゲームを始めた途端にコレ!ってのはショークにも程があります。
というわけで、アグリコラの評価二割増!

…というわけで、一人プレイモードの有る無しは、評価にはあまり関係ないようです。
周囲の評価と比べて私の評価が著しく低いゲームって「フンタ」「ワールドウォー2」なんですがどちらも一人プレイとはかけ離れたシステムですよね。

>今回の書き込みから、Hirotさんはままならないシステムも好みではなさげですね。選択したいのに選べないもどかしさ、という奴でしょうか?

いや、ままならないシステムでも「ダンジョンクエスト」なんかは好きです。どう選択しても結局ヒドイ目に遭うマゾゲーですが。
あまり好きじゃないのは「ゲームの本質とは関係ないところでプレイヤーを手間取らせるゲーム」かなあ。
「フンタ」のクーデターって一見派手な仕掛けがあって面白そうだけど、長々と戦闘させて結局は「誰か一人をスケープゴートにして処刑」させるだけ(あるいは亡命させる-ゲーム的な意味はほとんど無し)ですし
ワールドウォー2は…たぶんあの(リスクそっくりの)えんえんと続くダイス振りが嫌。戦闘結果表(CRT)を使ってダイス一投で決まった方がスマートですが、ここでもちょっと触れているように
http://gioco.sytes.net/logistico.htmいまさらやぼったいからなあ、戦闘結果表は。

あ、「マーチャント・オブ・ビーナス」のGOODsを出し入れするのは手間とは思いません。むしろ「次に何が出るかなあ?」とワクワク気分で労力とは思いませんね。

>「レーベンヘルツ」
美紀さんがプレイしたのは、間違いなく初版です。それで記憶を辿ったのですが、わたしがプレイした「レーベン」は全て3人プレイだったような…
あれはバッティングで苦しむ作品なので4人フルメンバーじゃないとダメなのかも。
ところで「レーベンヘルツ」で私が連想するのは何故かクニッチア先生の「ラインレンダー」
http://www.gamers-jp.com/playgame/archives/000695.html#rheinlander
かなり好きなゲームですが、いい評価をあまり耳にしませんね、コレ。

無題 - 美紀

2010/03/07 (Sun) 21:32:47

>悪評を口にしてましたっけ私?
ううん。言ってませんヨ。Hirotさんって、物の評価にドキツイ表現を使ったとしても、基本的にケチョンケチョンに言いませんよね。
フツー、人と面と向かって「お前なんか嫌いだ」とか言いませんよね? そんな感じかな、と。
普段、立て板に水のHirotさんの口調が、すらっと出なかったり、もやもやした感想を口にしたりすると、「おや? 何か不満点があるのかな?」と私の方が勝手に勘ぐってしまうんですよね。ついでにこう書いておくと、Hirotさんの方から「それは違うよー」とか新たな意見が聞けますし。

>「ドミニオン」
>ただ、プレイ中にシャッフルを何度も(しかもしっかりと)しなければならない点はちょっと閉口。面倒なんじゃあ!
このゲームの不満点は面倒だからだったんですね(笑)。私もあのシャッフルの手間が嫌いです。

>「ルーンバウンド」
>手番が来てからダイスを振って「これとこれのダイスを組み合わせていける場所といったら。うーん。うーん。」とプレイヤーを無駄に悩ませているだけのような気がするがいかが?
「メモワール44」の不満点と同じみたいですね。

>「アグリコラ」
>このゲームでしか味わえない何かがあるシステムだと二割増しぐらいに評価することはありますが、

見えた!! これです。Hirotさんのゲーム評価はここですね。
それから私は「八方美人でいいとこ取りのシステムだから」と高く評価します。だって、私一人じゃなくて、同じ卓の人の時間を拘束するから。時間は貴重です。拘束するという事は相手の時間を奪う事。この奪った時間で相手が何もしない時間よりも、楽しい何かを提供しないと罪悪感があるんです。ですので、優等生ゲームは大好き。
あと間逆のようですが、気心の知れた人相手と「敢えて地雷を踏んでみて、後にネタにする」という楽しみ方も捨てがたいです。のちのち長く使える話題になりますから。

>ジョークにも程があります。というわけで、アグリコラの評価二割増!
>いや、ままならないシステムでも「ダンジョンクエスト」なんかは好きです。どう選択しても結局ヒドイ目に遭うマゾゲーですが。
Hirotさんは、おマゾさんですね。ゲームにもマゾな部分を評価しちゃうんですね。メモメモ(笑)。

「バーバリアン・プリンス」でしたっけ? 以前、遊んだ奴は。

「バーバリアン・プリンス」
http://blog.goo.ne.jp/jingujitsukiko/e/5633c74d293780c0652ae28647e0d50e
もはやイジメレベル。

>あまり好きじゃないのは「ゲームの本質とは関係ないところでプレイヤーを手間取らせるゲーム」かなあ。
もっとスマートな方法があるのに、わざわざ手間取らせるのは私も嫌いですね。じゃあ決めさせるなよ。とか思います。
あと、TRPGに例えると、名前表をダイスロールで何度も振って決めるのに、プレイヤーが1度もキャラクター名を呼んでくれないとか、そういうのは嫌ですね。

>「マーチャント・オブ・ビーナス」のGOODsを出し入れするのは手間とは思いません。むしろ「次に何が出るかなあ?」とワクワク気分で労力とは思いませんね。
楽しませようとする手間と、単なる手間は、似て非なるもの。これは良く判ります。

>わたしがプレイした「レーベン」は全て3人プレイだったような…
そそ。3人でした。その頃、私はボードゲームを全く知らなくて、ウォーゲームのような土地の取り合いを目的としたゲームは、私には理解出来ないだろうな、と思っていた所に「レーベンヘルツ」を見たので、物によっては理解出来るかも知れない。と嬉しくなったゲームの1つだったからです。

>「ラインレンダー」
遊びましたね、これ。他に似たシステムが思いつかないのですが。

無題 - 美紀

2010/03/08 (Mon) 19:25:52

「メモワール44」を正式なルールで遊びました。気に入ったので買いました。2セットで4人プレイをしてみたいです。うしし。

>周囲の評価と比べて私の評価が著しく低いゲームって「フンタ」「ワールドウォー2」なんですがどちらも一人プレイとはかけ離れたシステムですよね。
うーん。読みが外れてしまいましたねー。
そうそう「WW2」なんですが、私は苦手です。ジャンルがミリタリーなのが理由だと、長い事思ってましたが、「メモワール44」は楽しかったので、理由が違いましたね。

私が「メモワール44」が楽しいと感じたのは、「私でも相手になれるボードゲームだったから」です。

「WW2」は情報が他のプレイヤーにも公開されています。私じゃなくても、いえ、むしろ私より適切な指令を他のプレイヤーが下せるから、好きではなかったのだと気が付きました。
これは2人用ゲーム「バベル」にも当てはまって、私が対戦相手として、「相手と肩を並べられない」 = 「相手に刺激を与えられない」存在であることへの不満や辛さからくる、減点評価だったのだと気が付きました。なるほどね。

何かちょっとスッキリしました。

無題 - Hirot

2010/03/08 (Mon) 23:26:39

>>「ルーンバウンド」
>>手番が来てからダイスを振って「これとこれのダイスを組み合わせていける場所といったら。うーん。うーん。」とプレイヤーを無駄に悩ませているだけのような気がするがいかが?
>「メモワール44」の不満点と同じみたいですね。
いや、違いますよ。ルンバの場合はあえて選択させることで無駄を生じさせているのに対して、メモワの場合は選択肢を絞ることで無駄を省いているという差があります。
自由を与えているようでかえって不自由になっているルンバはどこかいびつだなあとは思います、でもメモワは自由を与えすぎないことで安心感をもたらしているんですね。
これはGeekの投稿画像で家族でメモワを遊んでますって風景がウォーゲームとしてはありえないくらい多いことからも分かります。

殺伐としたテーマだからといってゲーム内容も触れたら斬られる真剣勝負でなければならないって決まりはないんですね。

競りゲームという題材であえて自由な値付けできなくしたベガス・ショウダウンのプレイが窮屈かというとまったくその逆で、実は伸び伸びと遊べる良ゲームだったというのと共通したものを感じます。

無題 - 美紀

2010/03/09 (Tue) 00:23:13

>いや、違いますよ。ルンバの場合はあえて選択させることで無駄を生じさせているのに対して、メモワの場合は選択肢を絞ることで無駄を省いているという差があります。
ああ、そうか。結局「メモワール44」はやれる事が限られているんですよね。最善手を選べなくても、不本意な寄り道はしなくても良い(カードを捨て札にすればいいだけ)ですし。

>自由を与えているようでかえって不自由になっているルンバはどこかいびつだなあとは思います。
「ルーンバウンド」のシステムですが、まぁ、これはこれでファンタジーらしい表現なのかな? 蟹が猿とおにぎりを交換したばっかりに、敵討ちに借り出された臼が登場するとか、このままならなさは、お話つくりの寄り道なんだと思います。
私は付き合ってくれる相手が居れば(やっぱり相手とあんまり干渉しないけど)、「ルーンバウンド」は楽しいかなと。プレイ風景は「そちらはそんな感じ?」「うちはこんな感じ」なんですけど。

>殺伐としたテーマだからといってゲーム内容も触れたら斬られる真剣勝負でなければならないって決まりはないんですね。
真面目にプレイするんだけど、真剣勝負に見えない場面も出ますしね。
今回遊んだ「メモワール44」は、私がドイツ軍で、主人が連合軍。挟む討ちにしてやろうと左右に駒を集めた所、引いてくるカードは中央のみ。
思わず「アドルフ~!!」と叫びそうになりました。

無題 - Hirot

2010/03/09 (Tue) 07:54:07

>今回遊んだ「メモワール44」は、私がドイツ軍で、主人が連合軍。挟み討ちにしてやろうと左右に駒を集めた所、引いてくるカードは中央のみ。
>思わず「アドルフ~!!」と叫びそうになりました

画像
「中央だけで勝ってやらあ!」

無題 - 美紀

2010/03/09 (Tue) 15:39:28

部下が全員居なくなったら、戦車掴んで「ドドドドド!! スドーーーン!!! ドドドド!!」とか言って絶対遊んでいるよね、アドルフ。

無題 - HIGE

2010/03/10 (Wed) 21:14:51

アドルフさん(笑) 「勝ちゃあいんだよ勝ちゃあ!」と懐かしいフレーズが聞こえてきそうです。
や~「メモワール44」面白いですよね。また遊びたいなあ。

> それで思い出しましたが、新版の「クレイジークッキング」の中にミスプリントが発見されているらしいですね。
ウン。これ新版が出た時に予備として手に入れたら、ミスプリのある“一部の製品”だったんですよね(遠い目)
とりあえず遊んでみたのですが、ええとですね、このゲーム「0」と書かれているカードが元々ニ種類存在してまして。
そこに持ってきて「10」のカードが「0」にミスプリントされているため、「0」が三種類あるという混乱を極めた事態に。
予想通りプレイアビリティがめっちゃ下がっていて、とてもじゃないけど快適に遊べませんでした。クレイジークッキング過ぎます。
同じメーカーの再販品でイラストなど全て流用してるのに、どうしてこうなったのか小一時間問い詰めたい……(マジックで「10」に書き換えながら)

> うんうん。数字と色が合っている事が先ですよね。
それには心から同意します(笑)

繰り返しになりますが、バトルラインやタブタ・ラサなどクニツィアの切れ味鋭いカードゲームは概してテーマ自体不要なんです(クレイジークッキングは馬鹿馬鹿しいテーマが面白いんですが)
洗練されたシステムそのものがゲームの面白さなので、テーマはフレーバーに過ぎません。
例えばコントラクトブリッジに対してテーマ性云々言う人はいませんよね? そんな感じ。
むしろ微妙なテーマを被せなければ文句も言われないんですが、デベロッパーもターゲット層への訴求効果なり色々あるんでしょうね~

無題 - HIGE

2010/03/10 (Wed) 21:36:18

> 「ル・アーブル」を遊んだので、私の中で「インダストリア」の評価が上がりました。「インダストリア」の発展Ver.かも知れない。
お、ルアーブル遊ばれましたか。
面白かったですか? 私は初プレイは重くてしんどかったのですが、今ではかなり好きなゲームの一つです。
アグリコラと同じく食料に汲々となるゲームですが、ターンの区切りが速くテンポが良いのが特徴的ですね。
遊ぶ人数によってプレイ感が大きく違うのですが、5人になると「このターン一回しか手番ないよ」なんてこともザラで、他のプレイヤーの動向も多彩になるため一手番の重みがいや増します。
といってもできることはある程度限られているので、状況を見ながらどの方向で稼いでいくかを考えるのが楽しいんですよね。
他人(特に上家)とかぶらないようにするのが重要なのはアグリコラと同じですが、食料が足りなくなっても即死しない(「物乞い」の-3点は負けがほぼ確定だが、ルアーブルの借金は稼ぎさえすれば問題なく巻き返せる)ので、かなり自由に様々な手を打つことができるのも魅力だと思います。

インダストリアもいいゲームですよね。ルアーブルに似ているとは初めて聞く意見です。さすが眼のつけどころが面白いですね~
私のインダストリアの印象は「1円上げるか上げないか」でキリキリ胃が痛くなれる“むっちゃシャハトな競りゲー”です。
単一方向性の後戻りのできなさ(シャハトは敢えてそうすることでゲームをギュッと濃縮している)など作品の方向性が違いますので発展系と言うには少々違和感がありますが、ワーカープレイスメントでない拡大再生産(持っているとボーナスが付くものを揃えていく)ゲームという面では似ているかも。なるほどなあ。
ゲームを進めるとインダストリアはできることが決まって収束していき、ルアーブルはできることが増えて拡散していく傾向があるように思います。
シャハトとローゼンベルグのゲームデザインにおける方向性を表しているようで興味深いですね。

> 「レーベンヘルツ」
ああ、3人より4人の方が断然面白いという意見は良く聞きますね。
このゲームを紹介してくださった方も4人いないと遊ばない、と仰られていたので4人でしか遊んだことがありません。
バッティングや交渉要素、盤面の大きさなどを考えると、やはり3人より4人が面白そうです。
直接相手に影響を及ぼせる3人ゲームは、攻撃されなかった人が勝つ(攻撃された方は当然ながら、した方も手番やリソースを消耗するため)ことが多いですし、そういった面が強く出るタイプのゲームだと思います。
4人で遊ばれたらぜひ感想をお聞かせくださいっ

ラインレンダ―はパーカー版とはF2F版を持ってますが、まだ遊んだことがありません(……)
確かにあまり好評価を聞きませんねぇ。どんなゲームであれ遊んだことのないゲームを遊ぶのは楽しみなのですが、一緒に遊んでもらった方が楽しめるのか気になります。

えーと「ゲームの面白さ」について色々思うところがあるのですが、スレッドの主旨と違う内容が多すぎるので自重しておきます。
次は面白い二人用ゲームを語りたいと思います!(とっても今更感)

(※ところで記事の件数が多く、長文も多いので(すみません)少し閲覧や利用に不便かなと感じました。
 記事を折りたたむ機能などあれば活用してもらえるとありがたいかもですー)

掲示板を換えてみたり - 美紀

2010/03/11 (Thu) 17:20:43

>記事を折りたたむ機能などあれば活用してもらえるとありがたいかもですー)
ホント。表のブログみたいに「続きを読む」機能があれば便利なんですけどねー。とりあえずこんな感じにしてみました。ツリー方式の方が読みやすいかな?

>クレイジークッキング過ぎます。
新版の全てが「ミスプリのある“一部の製品”」かも知れませんが、修正出来るエラッタで良かったですよね(ポジティブシンキングな私)。
今度手書きの「1」を書き加えた「クレイジークッキング」で遊んで下さい。

>繰り返しになりますが、バトルラインやタブタ・ラサなどクニツィアの切れ味鋭いカードゲームは概してテーマ自体不要なんです …略…
>むしろ微妙なテーマを被せなければ文句も言われないんですが、デベロッパーもターゲット層への訴求効果なり色々あるんでしょうね~

なるほどですね。
この微妙なテーマって、共通認識を増やす為に必要なんでしょうね。

例えば人と「コントラクトブリッジ」を遊んだとしますね。とても面白かったので、他の人も誘って遊ぼうと考えました。しかし「コントラクトブリッジ」という単語をド忘れして出てきません。更に「コントラクトブリッジ」を遊んだ人とはそんなに親しくなくて、連絡も取れない状態です。その「コントラクトブリッジ」は「以前、遊んだトランプゲームが面白かったけど、よく知らないので遊べない何か」で、終わってしまう可能性があります。

ドイツゲームで使われる「微妙なテーマ」はこういった事を防ぐ為にあるのかなぁ、などと考えたりします。
「ノミが出てくるカードゲーム」や「フェンシングのゲーム」や「エジプトが舞台のゲーム」など、漠然としたテーマがあれば、「もしかしてアレかも…」と第三者が推理する事が出来ますよね。

【ル・アーブル】 - 美紀

2010/03/11 (Thu) 18:14:44

>お、ルアーブル遊ばれましたか。
セッティングを始めた時に「え? ナイヤガラが始まるの?」とドキドキしましたが、あの円盤は決算までのターンテーブルでしたね。

「ナイヤガラ」
http://www.geocities.jp/t_nakuto/bgeme08/bgeme378.html

>遊ぶ人数によってプレイ感が大きく違うのですが、5人になると「このターン一回しか手番ないよ」なんてこともザラで、他のプレイヤーの動向も多彩になるため一手番の重みがいや増します。

そうですね。「ル・アーブル」は決算までの順番が面白いと思いました。
「ケイラス」と同じく、勝利得点が後半になるにつれて、インフレ気味になるような気がしますが、何度も遊んでいるHIGEさんが評価してますので、その辺りはバランスが取れているんだろうなぁと思いました。

>インダストリアもいいゲームですよね。ルアーブルに似ているとは初めて聞く意見です。
そうなんだー。真っ先に思い浮かびましたけど。
「資材を製品に換える工場の利権をプレイヤーが取り合うゲーム」のイメージが強かったからかな?

ミハエル・シャハト
http://gioco.sytes.net/schacht.htm
アイデアマンですよね。私は「ハンザ」が好きだな。

>ゲームを進めるとインダストリアはできることが決まって収束していき、ルアーブルはできることが増えて拡散していく傾向があるように思います。

うんうん(喜)。これは巧い。まさにその通りだと思います。「ル・アーブル」は「インダストリア」の終盤の手詰まり感を緩和しているイメージがありますね。

>「レーベンヘルツ」
>4人で遊ばれたらぜひ感想をお聞かせくださいっ
Hirotさんが処分してなかったら…(遠い目)。

>このゲームを紹介してくださった方も4人いないと遊ばない、と仰られていたので4人でしか遊んだことがありません。
やっぱり4人がベストなんでしょうね。

>「ラインレンダ―」はパーカー版とはF2F版を持ってますが、まだ遊んだことがありません(……)
1度しか遊んだコトが無いんですけど、画像を見たとき「ああこれか」と直ぐに思い出せましたので、他には無いゲームだと思います。

他のゲーム、例えば「白蓮」を使って説明をしてみますと、これ私、面白いと思ったんですよね。でもシステムが「七王国の玉座」に似てるかな?思い始めると、それほど「白蓮」で遊びたいなぁとは思わなくなりました。
「ラインレンダ―」は私が知らないだけかも知れませんが、替わるものが思いつきません。

「白蓮」
http://ejf.cside.ne.jp/review/derweisselotus.html

>えーと「ゲームの面白さ」について色々思うところがあるのですが、スレッドの主旨と違う内容が多すぎるので自重しておきます。
そうそう、新スレッドは勝手に立てちゃって構いませんよ? 

・「メンツによって面白さが全然違うボードゲームを語ろう」
・「あのボードゲームの評価が、この程度って何なの?」
・「俺のクレイジークッキングが本当にクレイジーだった件について」
・【我を】HIGEと遊ぼうピンポンパン【崇めよ】

タイトルも適当に付けちゃって構いません。出オチでも可。気楽に遊んじゃって下さい。

Re: 【2人用非電源ゲーム】 - Hirot

2010/03/11 (Thu) 19:21:43

>とりあえずこんな感じにしてみました。ツリー方式の方が読みやすいかな?
地雷犬が哀れでござる。逃げてー!

>「ラインレンダ―」
>他には無いゲームだと思います。
実は「アクワイア」をクニチー先生がアレンジしてます。
・カードをプレイしてその番地に建物を建てる
・グループどうしが接触したら小さいグループが吸収される
というところはそっくり。「アクワイア」は70年代(60年代?)に世界四大ゲームシステムと呼ばれた作品で、今も熱狂的なファンがいます。
ちなみに他の3作品は「モノポリー」「リスク」「ディプロマシー」だそうです。

以前、どこかの掲示板で「ラインレンダー」を褒めたら、「アクワイア」信者の方々にボコボコにされました。

無題 - 美紀

2010/03/11 (Thu) 19:42:02

>>とりあえずこんな感じにしてみました。ツリー方式の方が読みやすいかな?
>地雷犬が哀れでござる。逃げてー!
血祭リー方式の方が読みやすかったですか? いや。そもそも、血祭リーって何。←自分ツッコミ

>「ラインレンダ―」
>実は「アクワイア」をクニチー先生がアレンジしてます。

ほへー!!(感嘆)そうだったんですか。為になるなぁ、ホント。 

「アクワイア」
http://www.net-player.com/m_g/2007/11/acquir.html
>オリジナルのデザインは1962年にも遡り、ボードゲームの古典

>ちなみに他の3作品は「モノポリー」「リスク」「ディプロマシー」だそうです。

そういえば「アクワイア」って遊んだ事ないかも。いやー、どうかな? インストだけして貰ったかも…。
1度は通して遊んでみたいけど、今「モノポリー」「リスク」「ディプロマシー」を遊ぶと、正直、時間が掛かる割には……なんですよねェ(苦笑)。「アクワイア」も淡々としているのかな?

Re: 【2人用非電源ゲーム】 - HIGE

2010/03/14 (Sun) 00:32:36

うおお、掲示板リニューアルありがとうございますっ!

> 血祭リー方式の方が読みやすかったですか?

他のスレッドが埋もれてしまうのが気になっていたので、これで十分解消されていると思います。
血祭リー方式より他の記事が参照しやすいですし。

> 「ラインレンダー」

そうでした、アクワイアっぽいって話ですよね。持ってるけどルール確認してないので聞いた話ですけども(……)
面白そうなんだけど、アクワイアに似てるから評価低いのかしらん?“似てるから低い”って評価基準が私にはないんですが。
株ゲームであるアクワイアから株を抜いたシステム……ってだけで、「どうなってるんだろ?」というワクワク感がありますねぇ。

アレンジによって元のゲームと違った面白さを持っているのであれば、私はその楽しみを味わってみたいと思うタイプです。そしてアレンジされている時点で必ず新たな楽しさはありますから。
もちろん単なる劣化コピーなら遊ぶ価値はないんですけども。

アクワイアはさすがの面白さを持ったゲームですよ。
古典の持つイメージに反して、まったく重いゲームではありません。手番に袋からごそごそチップを引くのも麻雀のツモに似た楽しみがありますし。
ただいわゆる株ゲームですので、長きに渡るプレイで確立されたセオリーなしに勝ち負けにならないって意味では気軽なゲームではないかも。
慣れてる人にその辺教えてもらいながらだと面白いんですけどね~

あ、二人で遊んでも面白いらしいですよ!(無理矢理スレッドの趣旨に合わせる)

> 「ナイアガラ」
拡張まで持ってるんですがまだ遊んでませんね……いかん、このままではただのコレクターになってしまう(手遅れ気味)
なので色々持ち帰った際には皆様遊んでくださいませ~

Re: 【2人用非電源ゲーム】 - 美紀

2010/03/14 (Sun) 11:23:26

>> 血祭リー方式の方が読みやすかったですか?
>他のスレッドが埋もれてしまうのが気になっていたので、これで十分解消されていると思います。
>血祭リー方式より他の記事が参照しやすいですし。

…ええと。血祭リー方式とは、以前の「2chスレッド方式の掲示板」の事を指しています…よね?? ←(自分で発言したも関わらず、訳わかんなくなっている私)
記事を折りたたむ機能が付いた掲示板って、自作出来るのかな?

>面白そうなんだけど、アクワイアに似てるから評価低いのかしらん?“似てるから低い”って評価基準が私にはないんですが。

私も時々、「ハテナ?」と首を捻る事のひとつです。「オリジナルがあって、それの模倣だから、そんなに価値が無い」という奴。元祖とか本家とか、そんな奴です。
「○○に似ているゲーム」の捕らえ方は、私もHIGEさんの意見とほぼ同じですね~。アレンジの巧さと、あとは「入手難易度」。面白いモノはより多くの人の手に渡って欲しいです。「入手し易いから、高評価」は私は付けたいな。

>アクワイアはさすがの面白さを持ったゲームですよ。
>ただいわゆる株ゲームですので、長きに渡るプレイで確立されたセオリーなしに勝ち負けにならないって意味では気軽なゲームではないかも。

私、古典ゲームは「お勉強」というイメージが強いんですよね。「これを知ると知らないとでは楽しさが違うよ」という予習みたいなイメージ。

>あ、二人で遊んでも面白いらしいですよ!(無理矢理スレッドの趣旨に合わせる)
私もすっかり忘れてました。そういうスレでしたね(照)。

> 「ナイアガラ」
>拡張まで持ってるんですがまだ遊んでませんね……いかん、このままではただのコレクターになってしまう(手遅れ気味)

ただでさえかさばるゲームなのに更に拡張セットまで。立派なコレクターですな。
かさばるゲームって、小粋な一品が埋まってるので、簡単にスルー出来ないんですが、邪魔なので自分は購入しないというパターンが多いです。
「カヤナック」は今でも悩むんですけどね。

「カヤナック」
http://sgrk.blog53.fc2.com/?no=603

>なので色々持ち帰った際には皆様遊んでくださいませ~
はい~。まとまった休みの時にみっちり遊んで下さい~ませませ~。

クローストロフォビア - Hirot

2010/04/24 (Sat) 12:09:19

http://www.ps-hiroshima.com/board/claustrophobia.html
http://www.hobbyjapan.co.jp/game/?p=513#more-513

二人専用のダンジョンもの。GM対パーティー形式で遊びます。R&Rで安田均が絶賛していましたがさて?

http://www.boardgamegeek.com/boardgame/36932/claustrophobiaギーク評価…高っ!どうやらアタリの部類のようです。値段がネックかな?

Re: クローストロフォビア - 美紀

2010/04/25 (Sun) 21:40:03

このゲームは初耳でした。情報有難うございます。
これはまた派手なコンポーネントですね(笑)。フランス製だからか全体の発色が良いですね。

>人間側はキャラクターの人数分ダイスを振って、その目をそれぞれのキャラクターに割り振ってやります。そのターンのキャラクターの能力はこの割り振ったダイスで変化します。割り振ったダイスの目の欄にダメージが入っていた場合は、その戦士はほぼ無力状態になります。加護はダイス目の割り振り次第救済者の持つ神の加護も、そのダイスを割り振っていると発動します。
受けたダメージをどのスロットに当てはめるかが勝利の鍵です。

詳しくは判らないんですけど、ここのブログでも取り上げた同人ゲー「Delve the Dice Game」に近いシステムなのかな? だとしたら面白いですよね。楽しそう。

ギークでの評価ですが、昨日が10点満点で8.2。今日が8.15。この先評価が割れても、8点台から7点の上で落ち着きそうな勢いですね。

…ですがこれ…メチャメチャ場所…取りそうです。

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